振袖は見に行くだけでも大丈夫!下見する際の服装や当日の流れを解説

「振袖を見に行くだけでも来店していいの?」と疑問に思っている方に向けて、下見におすすめの服装や当日の流れを紹介します。

振袖は見に行くだけでももちろん大丈夫ですが、下調べをしてから見に行くことでより有意義な時間にできるので、ぜひチェックしてみてください。

目次

振袖は見に行くだけでも大丈夫!

出典:photoAC

「振袖を見てみたいけれど、その日に予約できるかわからない」という場合、来店を躊躇してしまう方もいることでしょう。しかし、振袖は見に行くだけでももちろん問題ありません。

来店予約がおすすめ!

来店時は予約をして行くことをおすすめします。対応できるスタッフの人数に限りがあるため、予約なしで行くと対応してもらえないこともあります。

また、ただ見るだけでなく気になる振袖を試着することもできるので、そのつもりで行くのがいいでしょう。

実際には振袖を予約して帰るケースもある

下見だけのつもりで来店しても、気に入った振袖が見つかった場合はその日に予約して帰るケースもあります。

当日に決めることで特典が付くケースもあるため、その場で予約したくなったときのために下調べをしておくとスムーズです。

振袖の下見で何店舗くらい回る?

振袖の下見は1店舗〜多くても3店舗程度が一般的。じっくり下見をしようとすると、1回あたり3〜4時間かかることも少なくありません。いくつも店舗を回ることは難しいため、「何店舗も回ろう」と思っていても、実際には初めに入ったお店で即決するケースもあります。

また、最初のお店で気に入った振袖を見つけても、別のお店を見ている間に他の人に予約されてしまう可能性もあります。複数の店舗を回る場合は優先度の高い順に予約をして、気に入ったものがあれば予約してしまうのも一つの手段です。

振袖はいつ頃見に行くのがおすすめ?

振袖の下見をするタイミングについて解説します。押さえておきたいポイントは以下の通りです。

  • 振袖選びは2年〜1年半前に始めるのがおすすめ
  • 試着の来店予約は1ヶ月前を目処に

振袖選びは2年〜1年半前に始めるのがおすすめ

振袖選びでゆっくり検討したい場合、2年〜1年半前のタイミングがおすすめです。高校3年生の受験後であれば、スケジュール的にも余裕があるでしょう。大学1年の夏頃までのタイミングであれば予約が立て込む前なので、選べる振袖の種類も広がります。

試着の来店予約は1ヶ月前を目処に

1月〜3月、夏頃のタイミングは、試着が混み合いやすいタイミング。この時期に来店する場合、早めにスケジュールを調整することが重要です。目安としては、1ヶ月前頃までに来店予約を済ませておきましょう。

振袖を見に行くときの服装は?

下見に行くだけのつもりでも、実物を見ると試着したくなることが多いです。そのため、来店の際は試着しやすい服装で向かうことをおすすめします。

以下に、振袖試着に適した服装をまとめました。

適した服装・半袖や七分袖のトップス
・腰回りがタイトなボトムス
・髪型はアップスタイル
NGな服装・厚手のトップスやフード付きの服
・取り外ししにくいアクセサリー
・スカートやジーンズ

振袖の試着では、振袖を洋服の上から羽織ることが一般的。試着時の服装が適切でなければ、正確なサイズが測れなかったり、振袖のデザインやシルエットが正確にイメージできなかったりすることがあるため注意しましょう。

振袖を見に行くときの注意点

振袖を見に行くときは、振袖試着時の服装以外にも注意しましょう。以下のポイントを押さえることで、気になる振袖が見つかった場合もスムーズに試着できます。

髪型はアップスタイルがおすすめ

振袖を試着する際の髪型は、アップスタイルが理想的。髪をまとめておくことで襟元や背中がスッキリと見え、振袖のデザインをよく確認できます

試着時にはヘアゴムを貸してくれる店舗も多いため服装ほど気にする必要はありませんが、当日と同じ髪型にしておくと、よりリアルなイメージがつかめておすすめです。

きちんとメイクして試着する

振袖の試着時には、しっかりメイクして行くのがおすすめ。特に当日のメイクを意識して行くと、振袖の色柄が自分の顔色にどのように映えるかを確認しやすいです。

また、普段より少し華やかに仕上げると、振袖の雰囲気に合った仕上がりをイメージしやすくなります。

ネイルをしている場合は取り扱いに注意

ネイルをしている場合も試着時に注意が必要です。特にデザインに凝ったネイルは振袖の生地に引っ掛かりやすく、糸がほつれる原因になります。

ラメなど装飾がない靴下を履く

ラメがついているタイプの靴下がありますが、試着時にはシンプルな靴下を履くことをおすすめします。ラメが振袖の生地に付着してしまうことがあるためです。

振袖の下見をスムーズに行うための事前準備

振袖の下見をスムーズに行うための事前準備として、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • レンタルか購入か決めておく
  • 予算を決めておく

レンタルか購入か決めておく

振袖をレンタルするか購入するかを事前に決めておくと、試着をスムーズに進められます。

特にレンタルする場合は対象となる振袖が限られていることが多いです。「試着をして気に入ったけど、レンタルの対象外だった」といった事態を防ぐためにも、事前に決めておきましょう。

レンタルは、予算を抑えつつトレンドを楽しみたい人におすすめです。また、一度しか着る予定がない場合もレンタルが向いているでしょう。

振袖レンタルがおすすめな人の特徴
  • 一時的な出費を抑えたい
  • 成人式以外で着用する機会がない
  • 流行りのデザインを選びたい
  • メンテナンスや保管が難しい

一方、購入は振袖姿を何度も楽しみたい場合や、ぴったりのサイズで着用したい人に向いています。振袖の購入がおすすめな人の特徴は以下の通りです。

振袖の購入がおすすめな人の特徴
  • 何度も着用する機会がある
  • ぴったりのサイズで着用したい

予算を決めておく

当日に予約したくなる可能性があることを踏まえて、具体的な予算を決めておきましょう。振袖のレンタル・購入にかかるおおよその費用相場は以下の通りです。

費用の内訳レンタル料金購入料金
振袖セット料金約20万円〜30万円約20万円〜
着付け・ヘアメイク約2万円〜3万円
小物一式約7万円〜18万円
メンテ費用約1.5万円〜
前撮り費用約3万円~7万円
総額約20万円〜30万円約30万円〜約50万円

お気に入りの振袖を見つけるコツ

以下では、お気に入りの振袖を見つけるコツを紹介します。

  • なりたい雰囲気をイメージしておく
  • 身長や体型にあう柄を把握しておく
  • 自分に色を把握しておく
  • 試着当日は時間に余裕を持っておく
  • 親や友人と行くのがおすすめ

なりたい雰囲気をイメージしておく

なりたい雰囲気をイメージし、それに合わせて振袖の色や柄を選ぶのもひとつの方法です。WebやSNSでさまざまなコーディネートを見られるので、事前にチェックしておきましょう。

自分が見せたいイメージに合わせて選ぶのも1つの手段。

見せたいイメージおすすめの色や柄
可愛い系明るい色合いや、小ぶりの花柄など
大人系落ち着いた色合いや控えめな柄
クール系暗めカラーやワンポイントが施されたもの、モノトーンカラーやバイカラーなど
個性派ユニークな柄やアート風のデザイン

身長や体型にあう柄を把握しておく

振袖選びでは、身長や体型に合わせたデザイン選びも重要です。以下の表を参考に、自分の身長や体型にあう柄をチェックしてみてください。

身長や体型おすすめの色や柄
身長が高い方大柄なデザインやはっきりとした色使い
身長が低い方細かな柄や優しい配色のデザイン、上品な花柄など
ふくよかな方ななめや縦にラインの入ったもの
細身の方ボリューム感のある総絞りの振袖や染め柄など

自分に似合う色を把握しておく

自分に似合う色を把握しておくと、カラー選びに迷わずにすみます。「より似合う振袖を探したい!」という場合は、以下のパーソナルカラーも参考にしてみてください。

自分のパーソナルカラーがわからないという場合は、Webでできる無料診断を活用するのがおすすめです。

パーソナルカラーのタイプ似合う色
春タイプ
(スプリング)
明るく温かみのある色
・淡いピンク、ペールイエロー、クリーム色、アクアブルーなど
夏タイプ
(サマー)
涼しげで落ち着いた色
・淡いブルー、ラベンダー、ミントグリーン、ソフトグレーなど
秋タイプ
(オータム)
温かみのある深い色
・オレンジ、テラコッタ、ブラウン、カーキなど
冬タイプ
(ウィンター)
鮮やかでクールな色
・深いブルー、真紅、ブラック、ホワイトなど

試着当日は時間に余裕を持っておく

「下見だけだからそんなにかからないだろう」と思っていると、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。試着する可能性がある場合、2〜3時間の時間を確保しておきましょう。

振袖フェアやイベント、展示会などでは予約のある方が優先になるため、来店予約は必須です。

親や友人と行くのがおすすめ

スケジュールが合えば、親や友人と一緒に行くのがおすすめ。第三者目線の意見をもらえるので、判断に迷ったときに相談できます。

「自分だけでは価格が判断できない」といった場合には、親と一緒に来店するか、連絡の付くスケジュールを確認しておきましょう。

まとめ

振袖の下見について解説しました。振袖をすぐに予約する予定がない場合、見に行くだけでももちろん問題ありません。ただし「見に行くだけ」と思っていても、実物を目にすると試着してみたくなるものです。

その後の流れをスムーズにするためにも、事前の準備や当日の流れを把握しておきましょう。この記事を参考に、ぜひ自分に合った振袖を見つけてみてください。