振袖に合うネイルの選び方とは?人気の色やデザイン・ポイントを解説

振袖に合うネイルの選び方や、人気のカラー・デザイン、ネイル選びで押さえておくべきポイントを詳しく解説します。振袖とのバランスを考えたネイル選びをマスターして、特別な日をもっと素敵に迎えましょう。

目次

振袖に合うネイル選びのコツ

出典:photoAC

せっかく素敵な振袖を選んでも、ネイルだけ浮いてしまってはコーディネートが台無しに。振袖に合うネイルの選び方を知って、まとまりのあるコーディネートを楽しみましょう。

振袖の色に合わせる

ネイルカラーは振袖の色に合わせて相性のよいものを選びましょう。

たとえば、赤やピンクの振袖には、ベージュや白など、柔らかく落ち着いた色味のネイルがおすすめ。青や緑系の振袖なら、シルバーやグレー、黒といったクールな色味のネイルがよく合います。

振袖の柄やデザインに合わせる

振袖の柄やデザイン選びもポイントです。まとまりをよくするなら、振袖の柄と同じ柄を取り入れるとバランスのよいコーディネートになります。

また、シンプルな振袖であれば、ラメやパールを使ったアクセントを加えたネイルを選ぶのもいいでしょう。

帯や小物の色や柄に合わせる

振袖だけでなく、帯や小物の色や柄に合わせるのもポイントです。帯が金や銀の刺繍が施されている場合、ネイルにもゴールドやシルバーを取り入れるとぐっと華やかになります。

振袖に合わせるネイルの種類

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ネイルの種類特徴メリットデメリット
ジェルネイルぷっくりとしたツヤ感のある仕上がり耐久性が高く、デザインの幅が広い料金が高く、正しく落とさないと自爪を痛めてしまう
マニキュア/ポリッシュシンプルな仕上がりシンプルで手軽に楽しめる持ちが短い
ネイルチップ取り外しが可能デザインが豊富チップのサイズが合わないと見栄えが悪い
ネイルシールシールタイプのネイルネイルアートを簡単に楽しめる耐水性に劣るものもある

ジェルネイル

ジェルネイルは、ぷっくりとしたツヤ感のある仕上がりが特徴です。耐久性が高く長期間キレイな状態を保つことができるため、成人式や前撮りのような特別な日にはぴったり。デザインの幅も広く、色々なアートを楽しめます。

一方で、料金が高い点や、正しく落とさないと自爪を痛めてしまう点には注意が必要です。

マニキュア/ポリッシュ

マニキュアやポリッシュは、自宅でも手軽に楽しめるネイルです。シンプルなデザインが好きな人におすすめで、塗り替えが簡単にできるため自由にアレンジしやすい点がメリット。

ただし、ジェルネイルより持ちが短いので、日が経つと塗り直しが必要です。

ネイルチップ

ネイルチップは取り外しが可能なチップタイプのネイルです。デザインが豊富で、気軽に華やかなネイルを楽しめます。

振袖に合わせたネイルチップを事前に準備しておくだけで、手軽に華やかな指先を作れるので、ネイルに自信がない方にもおすすめ。一方で、チップのサイズが合わないと剥がれたり見栄えが悪くなったりしてしまう可能性があるため、自分のサイズに合ったものを選びましょう。

ネイルシール

ネイルシールは、時間がないときや自分でネイルアートを楽しみたい方におすすめです。振袖に合う桜や梅、金箔を模したデザインも簡単に取り入れることができ、手軽に複雑なデザインを楽しめます。

ただし、耐水性に劣るものもあるので、事前に品質をチェックしておきましょう。

振袖の色別に似合うネイルを紹介

ここからは、振袖の色別に似合うネイルデザインを紹介します。以下の表も参考にしてみてください。

振袖の色似合うネイルデザイン
赤・白系の振袖エレガントな印象
黒・茶系の振袖モダンな雰囲気
青・緑系の振袖クールで大人っぽい印象
黄色・オレンジ系の振袖ポップで元気な雰囲気

赤・白系の振袖|エレガントな印象

赤や白を基調とした振袖は、華やかで伝統的な雰囲気のものが多いのが特徴。そのため、ネイルも合わせてエレガントなデザインに仕上げると相性がよくなります。

たとえば、エレガントな印象のピンクやベージュ系、ゴールドやパールを使ったデザインなどが合うでしょう。

黒・茶系の振袖|モダンな雰囲気

黒や茶色の振袖はモダンで落ち着いた雰囲気なので、ネイルも少しシックで洗練されたデザインを選ぶと素敵に仕上がります。特にシルバーやブラック、グレー系はおすすめです。

青・緑系の振袖|クールで大人っぽい印象

青・緑系の振袖には、​​クールで大人っぽい印象のネイビー、ターコイズブルー、シルバーなどが合うでしょう。

ただし、青や緑系の色は鮮やかで目を引くため、ネイルは少し控えめにしつつ、美しさを際立たせてくれるデザインを選びましょう。

黄色・オレンジ系の振袖|ポップで元気な雰囲気

黄色・オレンジ系の振袖には、ポップで元気なネイルがおすすめ。暖色系で揃えて、ピンクやレッド、オレンジ系のビビッドカラーを合わせれば、統一感がありながら明るい雰囲気に仕上がります。

振袖に似合うネイルの柄

続いて、振袖に似合うネイルの柄をみてみましょう。以下に詳しくまとめたので、参考にしてみてください。

ネイルの柄特徴
和柄ネイル華やかな印象になる
フレンチネイルシンプルでどんな振袖にも合わせやすい
花柄ネイルガーリーな雰囲気になる
グラデーションネイル振袖の色に合わせて雰囲気を変えられる
流行のトレンドネイル今っぽい雰囲気を楽しめる

和柄ネイル|振袖と相性抜群

和柄ネイルは着物との相性がばっちりで、特に華やかさを求める方におすすめ。振袖に合わせるなら、桜や梅、牡丹などの和柄が合うでしょう。

また、和風の模様や金箔を使ったデザインも人気で、上品で高級感のある仕上がりになります。

フレンチネイル|シンプルで万能性が高い

フレンチネイルは、シンプルでどんな振袖にも合わせやすい万能デザイン。上品な雰囲気に仕上げたい方におすすめです。

花柄ネイル|ガーリーで人気のデザイン

花柄ネイルは、ガーリーで華やかな印象を与えてくれる人気のデザイン。振袖との相性もばっちりです。

特に、振袖の柄に花模様がある場合は、花柄ネイルを取り入れることで統一感のあるコーディネートに仕上がります。

グラデーションネイル|色で雰囲気を変えられる

グラデーションネイルは、指先から根元に向かって色が変化するデザイン。振袖の色に合わせてグラデーションカラーを変えることで、雰囲気もぐっと変わります。

例えば赤や白の振袖には、ゴールドやシルバーのラメを加えたグラデーションネイル、青や緑系の振袖には、淡いブルーやシルバーを使ったクールなデザインがおすすめ。セルフでは難しい場合があるため、サロンで仕上げてもらうといいでしょう。

流行のトレンドネイル|SNSで流行を確認

流行を楽しみたい方は、トレンドネイルをチェックするのもおすすめです。SNSやファッション雑誌などでネイルデザインを簡単に確認できるので、ぜひチェックしてみてください。

ネイルサロンとセルフネイル、どちらがおすすめ?

ネイルサロンとセルフネイルにはメリットとデメリットがあります。それぞれの特徴を把握して、自分に合った方法を選びましょう。

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方法メリットデメリット
ネイルサロン・プロによる仕上がり
・トレンドを取り入れたデザインができる
・ネイルの持ちがいい
・料金が高め
・予約が必要で、成人式前などは混み合うことも
セルフネイル・料金が比較的安価
・自分のペースで自由にデザインできる
・技術が必要で、失敗する可能性もある
・サロンネイルよりも持ちは短い

振袖姿でネイルをするときの注意点

以下に、振袖姿でネイルをするときの注意点を解説します。

方法注意点
サロン・セルフ共通・爪は伸ばしすぎない
・多くの色を使いすぎない
・立体的なデザインは避ける
・予備のネイルチップを準備しておく
サロンネイル・着る振袖や帯の画像を見せる
・色やデザインのイメージ画像を見せる
セルフネイル・剥がれないようにする
・事前に練習しておく
・塗りムラになりやすい色は避ける

サロン・セルフ|爪は伸ばしすぎない

振袖を着るときは、爪が長すぎると不格好に見えることがあります。また、爪が引っかかって振袖を傷つけてしまうことも。事前に適度な長さに整えておきましょう。

サロン・セルフ|多くの色を使いすぎない

ネイルに色を使いすぎると、振袖の華やかさに負けてしまうことがあります。シンプルな色合いを選ぶとバランスがよくなりおすすめです。

サロン・セルフ|立体的なデザインは避ける

振袖に引っかかってしまう可能性があるため、立体的なデザインのネイルは避けましょう。デコレーションパーツを使わない、ラウンドやオーバルなど丸みのあるシンプルなデザインがおすすめです。

サロン・セルフ|予備のネイルチップを準備しておく

ネイルチップを使う場合、万が一ネイルが剥がれてしまった場合に備えて予備のネイルチップを準備しておきましょう。特にセルフの場合は剥がれる可能性があるので、粘着テープと合わせてポーチに忍ばせておくと心強いです。

サロン|着る振袖や帯の画像を見せる

振袖や帯の色、柄に合ったネイルを提案してもらうために、サロンに行く際には事前に着る予定の振袖や帯の画像を見せるとイメージが伝わりやすいです。

画像を見せることで、ネイリストが色味やデザインをより的確に選んでくれるでしょう。

サロン|色やデザインのイメージ画像を見せる

自分がイメージしているネイルデザインがある場合、振袖だけでなく理想のイメージに近い画像をネイリストに見せてオーダーしましょう。具体的なデザインが伝わるので、希望に沿った仕上がりに近づけやすくなります。

セルフ|剥がれないようにする

セルフネイルをする際は、ネイルが剥がれにくいようにしっかりとベースコートを塗り、トップコートで仕上げましょう。

また、ジェルネイルの場合はUVライトでしっかり硬化させることが大切です。特に成人式などの長時間のイベントでは、長持ちするように注意して仕上げることがポイントとなります。

セルフ|事前に練習しておく

セルフネイルが初めての人や少し不安な人は、事前に練習しておきましょう。特に難しいデザインを選ぶ場合、余裕を持ってネイルを仕上げておくのがおすすめです。

セルフ|塗りムラになりやすい色は避ける

セルフネイルをする場合、塗りムラが目立ちやすい色には注意が必要。白やピンクベージュ、ベージュなどの色は何度か重ね塗りが必要になるため、均等に塗る技術がないとムラになってしまいます。

初心者の方は、塗りムラが少なく仕上がりやすい色や、クリア系のデザインを選ぶといいでしょう。

成人式のネイルは何日前までにすればいい?

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サロンネイルの場合、成人式や前撮りなどのイベントの1〜2週間前頃を目安にネイルを済ませましょう。サロンでの場合は平均3週間程度持つといわれているため、1〜2週間前であれば問題なく当日を迎えられます。

成人式直前は混むので、遅くても12月の第二週頃までを目安に予約することをおすすめします。

一方、セルフネイルの場合は持ちが短いため、3日前頃から前日までを目安に準備しましょう。事前に何度か練習しておくことをおすすめします。

ネイルはしなくても良いの?前撮りはどうするの?

振袖にネイルをしなくても、振袖自体が華やかなので問題はありません。ただし、成人式などの特別な日は、ネイルをすることでさらにおしゃれな雰囲気になるためおすすめです。

前撮りのネイルも成人式当日と同様、してもしなくても問題ありません。より写真映えよく華やかにしたい方にはおすすめです。

振袖のネイルに関するよくある質問

最後に、振袖のネイルに関するよくある質問をまとめました。

  • Q. どんな振袖にも合うネイルは?
  • Q. 成人式のネイルはどんなのがいい?
  • Q. 留袖の時のネイルはしてもいい?

それぞれ解説していきます。

Q. どんな振袖にも合うネイルは?

ベージュ、薄いピンク、クリアカラーなどを選ぶのがおすすめです。柄のないシンプルなデザインであれば、振袖姿を邪魔することなく引き立ててくれます。

Q. 成人式のネイルはどんなのがいい?

成人式は華やかな装いでも浮かないため、お祝いの雰囲気にぴったりな振袖の柄や和モチーフを取り入れるのがおすすめ。

ネイルデザインに和風のデザインを取り入れることで、振袖の雰囲気と合うネイルに仕上がります。

Q. 留袖の時のネイルはしてもいい?

留袖の時もネイルをして構いません。ただし、結婚式にゲスト側で参加する場合などは、主役の新郎新婦よりも目立つことはNGです。透明色や単色などを使った、優しい色味のものを選びましょう。

まとめ

振袖に合うネイルを選ぶには、振袖の色や柄、帯、小物とのバランスを考えることがポイントです。また、ネイルの種類やデザインに関しても、振袖との相性を考慮して選びましょう。

成人式や前撮りに向けて自分にぴったりのネイルを見つけて、素敵なコーディネートを楽しんでみてください!