振袖とバッグの合わせ方|選び方やオシャレに見えるコーデ例を解説

振袖選びの際には、バッグとの合わせ方も重要です。この記事では振袖にぴったりなバッグの選び方や基礎知識、コーディネートのポイントについてまとめました。

おしゃれに見えるコーディネートや、ママ振袖に合うバッグについてもわかりやすく紹介します。ハレの日の振袖にぴったりなバッグを見つけるために、ぜひ参考にしてみてください。

目次

振袖に合わせるバッグに決まりはある?

振袖は、未婚女性のもっとも格式高い正礼装として知られています。

そのため、振袖に合わせるバッグも礼装用のものを選ぶのが基本のマナー。基礎を押さえたうえで、自分の振袖に合った素材や形、柄のものを選ぶことがポイントです。

着用する振袖の柄やデザインに合わせて、華やかさや色合いを引き立ててくれるバッグを選びましょう。

振袖に合うバッグ選びのポイント

振袖に合うバッグ選びのポイントをご紹介します。

  • 素材
  • 大きさ・形
  • 機能性
  • 草履と素材・デザイン

それぞれ見ていきましょう。

素材

振袖に合わせるバッグの素材はさまざま。それぞれの特徴を把握したうえで、自分の振袖に合ったものを選ぶとよいでしょう。以下に代表的な素材と特徴をまとめました。

素材特徴おすすめな人
エナメル光沢があり華やかで豪華華やかな振袖に合わせたい人
帯地振袖の帯と同じ素材感振袖との統一感を重視する人
ちりめん地しっかりとした質感フォーマルな場面にふさわしい落ち着いた印象を求める人
ファー季節感のある装い冬の振袖に合わせて温かみを出したい人
レザー高級感があり、丈夫長く使えるバッグを探している人

選ぶ素材によってバッグが持つ雰囲気や振袖との相性が変わるため、振袖のデザインや場面に応じて選択しましょう。

大きさ・形

出典:PIXTA

振袖に合わせるバッグは小ぶりなものが基本です。体の横幅に収まる程度のサイズ感がよいとされ、持ち歩くものも最小限にするのがおすすめ。小銭入れや最低限の化粧品(手鏡、リップ、フェイスパウダーなど)を入れるイメージです。

形については、横長のバッグを選ぶことで全体のバランスが整います。手に持つタイプが一般的で、持ち手の小さいものが人気です。

機能性

バッグの開け閉めが簡単にできる、がま口タイプのバッグがおすすめです。振袖を着用する際は、ネイルやつけ爪をするケースも多いと思いますが、がま口タイプならネイルやつけ爪をしていても開け閉めが楽にできます。

草履と素材・デザインを合わせる

出典:PIXTA

バッグと一緒に草履も選ぶ場合、素材やデザインを合わせることで統一感が出ます。

例えば、バッグと草履の台や鼻緒が同じ色や素材で統一されていると、全体がよりまとまっておしゃれな雰囲気になります。

振袖とバッグのコーディネート

振袖の柄や色に合わせてバッグを選ぶと、おしゃれに着こなせます。以下に振袖のデザインごとに、おすすめのバッグ素材や色柄を表にまとめました。

振袖のデザイン合わせやすいバッグの素材合わせやすいバッグの色柄
花柄
(明るい色)
エナメル、ちりめん地ピンクやオレンジなどの明るい色や花柄
無地
(濃い色)
帯地、レザー黒や濃紺、ゴールドなどのシックな色
シンプルな振袖ちりめん地、ファーシンプルな色合いで落ち着いたトーン
金銀の帯エナメル、帯地金や銀のバッグを合わせてゴージャスに

ママ振袖を着用する際に適したバッグ

ママ振袖を着るときは、セットのバッグがあればそれを使いましょう。ただし、ひと昔前のバッグは取手部分がチェーンだったり、さらに小ぶりだったりと、現代のトレンドとは少し異なる部分もあります。

今風のコーディネートにしたい場合は、バッグや草履などの小物アイテムのみ調達するのもよいでしょう。特に決まりはないため、好みや振袖のデザインに合わせて選んでみてください。

振袖用バッグの値段

振袖用のバッグはセットで購入したり、レンタルしたりすることが一般的。単体で購入する場合の価格帯は幅広く、数千円で手に入るものもあれば、数万円以上するものもあります。

特に高級素材やデザイン性の高いバッグは高価になりやすいので、予算も考慮して選ぶことがポイントです。

振袖に合わせるバッグの保管方法

バッグをレンタルではなく購入する場合、バッグの保管方法にも注意が必要です。

汚れを放置しておくとシミ・カビの原因になるため、使用後はホコリや汚れを乾いた布で軽く落とし、もし汚れてしまった場合はすぐにクリーニングに出しましょう。

その後は風通しのよい場所で、専用の箱などに入れて保管するようにします。

当日バッグに入れておくと便利なアイテム

当日バッグに入れておくと便利なアイテムは以下の通り。メイク直しや着崩れを直す際に重宝するアイテムをチェックしておきましょう。

アイテム用途
大きめのクリップや洗濯バサミ(2〜3個)トイレなどで役に立つ
大きめのハンカチ(50cm以上)下を向いたときに化粧で汚れるのを防ぐ
安全ピン・クリップ何かと便利
髪留め・ヘアピン化粧直しなど髪を留めたい時に役立つ
油取り紙・ミニミラー化粧直しに役立つ

まとめ

振袖に合わせるバッグの選び方について解説しました。素材や形、色など、振袖との相性を踏まえて選ぶことで、よりまとまりのあるコーディネートを楽しめます。

一般的に振袖とセットで購入したりレンタルしたりする場合が多いですが、単体で調達する場合は草履との相性も見ながら選びましょう。ぜひ自分にぴったりなバッグを見つけて、華やかな振袖姿を楽しんでみてください!