本記事ではママ振袖のおすすめコーディネートや、おしゃれに仕上げるための小物アレンジのコツを紹介します。トレンドを取り入れて、今っぽく自分らしい着こなしを楽しみましょう!ママ振袖のコーディネートに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ママ振袖を選ぶ人は意外と多い!

成人式や結婚式など、特別な日に「ママ振袖」を着る方が増えています。
「地味に見えそう」「古く見えるのでは?」と思われがちなママ振袖ですが、実は上質で一点ものが多く、アレンジ次第で今風にかわいく着こなせるのが魅力です。
帯や小物を新調したり、現代風のヘアアレンジを取り入れたりするだけで、今っぽくおしゃれに着こなすことが可能。
また最新の振袖はプリント柄が多く、他の人とかぶってしまうこともありますが、ママ振袖なら誰ともかぶらずに自分だけの装いを楽しめることも人気の理由です。
ママ振袖でおすすめのコーディネート5選
まずは、ママ振袖でおすすめのコーディネートを紹介します。
- 赤の振袖×黒やモダン柄でモード系コーデ
- 無地調振袖×華やか半襟&重ね襟アレンジ
- 古典柄振袖×洋風小物でミックスコーデ
- パステルカラー振袖×ビジュー&メタリック小物でガーリーコーデ
赤の振袖×黒やモダン柄でモード系コーデ
定番の赤いママ振袖には、黒の帯や金地・白地の帯を合わせることで引き締まった印象に。髪飾りや小物にパールやメタリックを取り入れると、ぐっとモード感が増してシックに着こなせます。
ニュアンスカラー振袖×ワントーン&アクセント小物
くすみピンクやグレージュなど、柔らかなニュアンスカラーの振袖なら、小物も同系色でまとめて「ワントーンコーデ」にするのもおすすめ。
ゴールドの帯締めや、くすみブルーの髪飾りなどでアクセントを加えると、上品で洗練された印象に。
無地調振袖×華やか半襟&重ね襟アレンジ
シンプルな無地調のママ振袖は、襟元で遊び心を取り入れるのがおすすめ。パール付きの半衿や、刺繍のある重ね衿をプラスすれば、一気に華やかで今っぽい雰囲気に。顔まわりが華やかになるため、写真映えもばっちりです。
古典柄振袖×洋風小物でミックスコーデ
伝統的な鶴や花柄の古典振袖には、洋風小物を合わせることで一気に垢抜けた印象に。
ドライフラワーの髪飾りやレース素材の帯揚げ、ショートブーツなどを取り入れて、和と洋のミックス感を楽しむとトレンド感のある装いに。
パステルカラー振袖×ビジュー&メタリック小物でガーリーコーデ
淡いパステルカラーの振袖には、ビジュー付きの帯留めやメタリックカラーの帯締めで華やかさをプラス。髪飾りもパールやリボンで統一して、可愛さ×上品なガーリーコーデがおすすめです。
ママ振袖をアレンジするコツ

ここからは、ママ振袖をおしゃれにアレンジするコツを紹介します。以下のポイントを参考にしてみてください。
- 半衿や帯揚げをアクセントにする
- 帯や小物は新調する
- あえてレトロ感を楽しむ
- アイメイクとヘアアレンジはプロに任せる
- 草履やバッグを新調する
半衿や帯揚げをアクセントにする
まずおすすめなのは、襟元や帯周りにアクセントカラーを取り入れること。
特に振袖本体が落ち着いた色合いの場合、帯や小物に鮮やかな色を取り入れることで、全体の印象がぐっと華やかになります。
帯や小物は新調する
振袖自体はママ振りでも、帯や小物を今風のものに置き換えるだけで一気にトレンド感のある着こなしに。
現代的なデザインの帯や流行のアクセサリーを組み合わせれば、誰とも被らない自分だけの着こなしを楽しめます。
あえてレトロ感を楽しむ
ママ振袖は古典系のデザインが多いため、あえてレトロ感を楽しむスタイルに仕上げるのもひとつの方法。
アンティークな花柄の帯や髪飾り、ファーバックなどを合わせることで、レトロ感たっぷりな雰囲気にするのもおしゃれです。
アイメイクとヘアアレンジはプロに任せる
小物と同様に、アイメイクやヘアアレンジを変えることでも、トレンド感が生まれます。コストはかかりますが、アイメイクとヘアアレンジはプロに任せるのがおすすめです。
セルフでヘアメイクを済ませる場合は、以下のポイントを押さえましょう。
メイクの種類 | ポイント |
---|---|
ファンデーション | マット~セミマット |
リップ | 濃いめ&マット |
チーク | ナチュラルに薄くのせる |
アイメイク | 振袖の色に合わせる |
ヘアメイク | カチモリヘア、シニヨン、編み込みアレンジなど |

草履やバッグを新調する
ママ振袖を今風にアレンジするなら、草履やバッグもアップデートするのがおすすめ。昔ながらの草履はシンプルなデザインが多いため、厚底タイプや刺繍入り、ビジュー付きなど、トレンド感のある草履に変えるだけで垢抜けます。
バッグも、がま口タイプやサテン素材、ラメやメタリックの入ったものを選べば一気に華やかになるでしょう。
ママ振袖を可愛く着こなすための小物7選
ママ振袖を今っぽくアップデートするには、小物選びがカギ。ママ振袖を可愛く着こなすためにおすすめの小物は以下の通りです。
- 半衿
- 重ね衿
- 帯締め
- 帯揚げ
- レース手袋
- アクセサリー
- ブーツや厚底草履
半衿
刺繍入りやレース付、パール、フリルなどが施された半衿は、顔まわりを一気に華やかにしてくれるアイテム。シンプルな振袖にアクセントを加えたいときにぴったりです。
重ね衿
重ね衿は、襟元を華やかに見せるために使うもの。シンプルなママ振りに合わせるなら、重ね衿は、パールやレース、フリルなどの装飾が施されたものがおすすめです。
帯締め
トレンドとしては、丸ぐけタイプの太めの帯締めや、アクセサリー付き・パール付きのデザインが人気。帯まわりに立体感とアクセントが生まれ、華やかさがアップします。
帯揚げ
ボリュームの出る絞りタイプや、刺繍・ラメ・グラデーション入りの帯揚げは、振袖のイメージをガラッと変えてくれる優秀アイテム。帯と色味を合わせると統一感も出せます。
レース手袋
レース手袋をするだけで、一気に華やかな印象に。冬場に開催される成人色では手先が冷えやすいので、寒さ対策としてもおすすめです。
アクセサリー
大ぶりのアクセサリーを取り入れると、メリハリがついてモダンな雰囲気に。ただし、ピアスやイヤリングなど、振袖を傷つけないアイテムがおすすめです。
振袖を傷める可能性のあるネックレスや装飾のあるネイル、ブレスレットなどは避けましょう。

ブーツや厚底草履
履物のフォーマルな定番アイテムは草履ですが、自分が主役の成人式であれば、ブーツや厚底草履を履いてもマナーとして問題ありません。
足元が一気におしゃれな印象になるので、ママ振りに合わせたいアイテムのひとつです。

【ヘアスタイル別】ママ振袖のアレンジのポイント
ヘアスタイルはママ振袖の印象を大きく左右するポイント。髪の長さに合わせてトレンドを取り入れれば、よりおしゃれに着こなせます。
ショートヘア|髪の流れを意識するのがポイント
ショートヘアの方も十分にアレンジは可能。毛流れを意識しながら、トップやサイドにボリュームを出すことでぐっと華やかに。金箔やパールピン、リボンなどの小物をポイントに使うのもおすすめです。
ミディアムヘア|振袖のデザインに合わせて自由に楽しめる
ハーフアップやゆるめのローポニー、編み込みなど、ミディアムヘアはアレンジの幅が広いのが魅力。髪飾りにレースやくすみカラーの花を取り入れると、より今っぽい雰囲気に。振袖の柄や色に合わせてコーディネートするとバランスがよくなります。
ロングヘア|トレンドを取り入れて今風に
ロングヘアは、シニヨンや編みおろし、ギブソンタックなどの人気スタイルが豊富。金箔、水引、ドライフラワーなどのトレンド小物を使ったアレンジも楽しみましょう。後ろ姿が華やかになるので、写真映えもばっちりです。

ママ振袖を着る際にかかる費用相場
ママ振袖を着る際にかかる費用相場は、5万円程度からがおおよその相場目安となります。費用の内訳としては、振袖のメンテナンス代や小物類のレンタル代、着付け、ヘアメイクの費用など。また、前撮りの費用も忘れないようにしましょう。
振袖のレンタル店では、通常のセットプランから振袖レンタルを除いた「ママ振袖プラン」を提供しているところもあるので、事前にプランを調べておくとスムーズです。
レンタルの相場は20万円〜30万円、購入する場合の相場は30万円〜40万円であることを踏まえると、安くすむ可能性が高いです。
ママ振袖を着る場合も早めに準備しよう
ママ振袖を着ると決めたら、できるだけ早めに準備を始めるのが大切です。
- サイズ直しが必要
- シミ抜きやクリーニングが必要
- 小物を新調する必要がある
上記のようなケースもよくあるため、最低でも半年前には一度振袖を出して、現物の状態を確認しておきましょう。
また、人気のレンタル小物や美容室の予約も早い者勝ち。ママ振袖であっても、トータルコーディネートの段取りはレンタル・購入の場合と同様に計画的に進めましょう。
まとめ
ママ振袖は、上質で希少な一点ものが多く、今のトレンドを取り入れながらアレンジすることで、ぐっとおしゃれに着こなせます。
小物やヘアスタイルを工夫すれば、古さを感じさせることなく今っぽい雰囲気にできるので、ぜひ本記事で紹介したポイントを参考にしてみてください。
費用も抑えられて、家族の思い出も受け継げるママ振袖。準備は早めに進めて、必要なメンテナンスやサイズ確認も忘れずに行いましょう。